2010年07月06日

ミナミまで各駅停車 阪和線+関西空港線・その5

紀勢本線の新宮から続いた和歌山支社管内もこの長滝の駅まで。
次の日根野からは大阪支社管内です。



スタンプには清少納言の「枕草子」や紀貫之にゆかりがある蟻通神社が描かれています。

「ありとおし」とは変わった名前の神社ですが、
知恵の神の社と知られており、こんな伝説があります。


『…その昔、紀伊の港に外国から使者がやってきて日本の神々に難問を出しました。
「私が持っているこの法螺貝、これに糸を通してみてください。
できなければ私達はこの国に攻め入って属国にします」

「うーん…」
神々は悩みました。難問であることに加えて「解けなければ攻める」とは…。
難問が解けず悩んでいる神々に「私が解きましょう」とひとりの若い神が名乗り出てきました。

その神はまず法螺貝に蜜を流し込みました。そして糸を結び付けた蟻を1匹、貝の口へ入れると…
蟻は流れる蜜を追ってもう一方の口から出てきました。
当然法螺貝には1本の糸が通っています。

それを見て使者は関心すると同時に「日の本の国、恐るべし」と恐れおののき退散していきました。

神々は日本の危機を救った若い神を褒め称え「蟻通の神」の名を与えました』


これは伝説なので細部が異なる話はいくつかあります。
法螺貝ではなく七曲がりの玉だったり、時代設定が唐の時代だったり…。

「謎が解けないなら…」のくだりは
エジプトの「スフィンクスの謎」の話と通じるものがありますね( ‥)/
posted by KAYZ at 18:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 駅/大阪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お月見こんばんはキャラクター(挙手)

地図神話とはいえ、リアリティがありますね。

地図天平時代の日本は、地球百済との連合軍で唐・新羅と戦って敗れてます(白村江の戦い)から、あながち神話とも思えない話しだと思いますよ。

地図大阪ミナミは、その昔難波津と呼ばれ、難波宮と卍四天王寺がある都でもありましたから、そんな伝説があっても不思議ではないですね。



地図電車駅さすがは阪和線、歴史の宝庫ですね顔1(うれしいカオ)

地図電車駅次回作が楽しみですね顔1(うれしいカオ)



地図電車駅
Posted by はやとの風 at 2010年07月07日 00:56
●はやとの風 様

おはようございます。

この蟻通しの話ですが、「年老いた親は都から追放するという決まりがあった時代、
追放せず両親を匿ってた中将がその親から蟻通しの解法を授かり国難を逃れることができた」
という設定もあります。
この一件で年老いた親を都から追放するという決まりを朝廷は廃止したそうです。
その話はそれで終わっているのですが、中将か彼の親が蟻通しの神になったのかもしれませんね。

また、天武天皇の頃の話として展開しているパターンもあり、
全てのパターンを紹介するとシリーズ化しそうです( ‥)/

今回の項は長滝・日根野の2駅を紹介するつもりでしたが長滝だけで終わってしまいました(笑)
Posted by KAYZ at 2010年07月07日 07:49
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック