次の日根野からは大阪支社管内です。

スタンプには清少納言の「枕草子」や紀貫之にゆかりがある蟻通神社が描かれています。
「ありとおし」とは変わった名前の神社ですが、
知恵の神の社と知られており、こんな伝説があります。
『…その昔、紀伊の港に外国から使者がやってきて日本の神々に難問を出しました。
「私が持っているこの法螺貝、これに糸を通してみてください。
できなければ私達はこの国に攻め入って属国にします」
「うーん…」
神々は悩みました。難問であることに加えて「解けなければ攻める」とは…。
難問が解けず悩んでいる神々に「私が解きましょう」とひとりの若い神が名乗り出てきました。
その神はまず法螺貝に蜜を流し込みました。そして糸を結び付けた蟻を1匹、貝の口へ入れると…
蟻は流れる蜜を追ってもう一方の口から出てきました。
当然法螺貝には1本の糸が通っています。
それを見て使者は関心すると同時に「日の本の国、恐るべし」と恐れおののき退散していきました。
神々は日本の危機を救った若い神を褒め称え「蟻通の神」の名を与えました』
これは伝説なので細部が異なる話はいくつかあります。
法螺貝ではなく七曲がりの玉だったり、時代設定が唐の時代だったり…。
「謎が解けないなら…」のくだりは
エジプトの「スフィンクスの謎」の話と通じるものがありますね( ‥)/


おはようございます。
この蟻通しの話ですが、「年老いた親は都から追放するという決まりがあった時代、
追放せず両親を匿ってた中将がその親から蟻通しの解法を授かり国難を逃れることができた」
という設定もあります。
この一件で年老いた親を都から追放するという決まりを朝廷は廃止したそうです。
その話はそれで終わっているのですが、中将か彼の親が蟻通しの神になったのかもしれませんね。
また、天武天皇の頃の話として展開しているパターンもあり、
全てのパターンを紹介するとシリーズ化しそうです( ‥)/
今回の項は長滝・日根野の2駅を紹介するつもりでしたが長滝だけで終わってしまいました(笑)